私の身内は建築関係の仕事がほとんどで、亡くなった祖父は棟梁をやっており、父方の叔母さんは天理教の設計士として働いていました。
なので、子供の頃に思い浮かぶ仕事と言えば建築関係の仕事でした。子供の頃に祖父の家に遊びに行った時は、祖父が木材を加工している所を家の中からずっと眺めていました。
高校を卒業してから、たまたま、木村のイベントを手伝う機会があり、「木村建設ってどんな家を建ててるんやろ?」と思ったので、何となく木村建設のホームページを見ていました。
その時の印象は、材料一つ一つにこだわりを持っており、家のデザインもオシャレな物ばかりで、衝撃を受けました。
以前は天理教で、不動産登記の仕事をしていましたが、今後の進路について考えていた時に、知り合いの社員に声をかけて頂き、木村建設に入社しました。
家づくりは、一生に一度の大きな買い物で、誰しもが憧れるものです。お客様それぞれの思いが込められた家が出来ていく様子を間近で見られるので、嬉しく思います。
通り道で、建設中の家を何となく見るのとは違って、作業している職人さんと関わりながら違う目線で見る事が出来きます。
何もない土地にオシャレな家が建ち、家族が暮らしている様子を思い浮かべると、こちらも、家が建つのが楽しみになってきます。
一つの家の工事が始まってから終わるまでの間に、「この場所の施工は図面通りに出来ているか」「ビスのピッチは正しいか」等、入念にチェックしなければなりません。
少しでも間違ったまま工事を続けていると、後戻りが出来なくなり取り返しがつかなくなるので、常に目を光らせながら現場を管理しなければなりません。
施工不良を放置すると、建て終えた後にも影響が出てくるので責任重大です。工事完了後もお客様に最終確認をしてもらわなければならないので最後の最後まで油断禁物です。引渡し式でお客様の確認が終わり、無事に引渡しが出来た時はこちらも安心します。
正直まだまだ棟梁に教わりながらですが、早く一人前になれるよう努力しこれからも頑張っていきたいと思います。
そして、少しでも会社やお客様の力になれるよう勉強していきたいと思います。
家づくりでは、営業、設計、現場監督、職人さんがいて、職人さんの中にも様々な専門業者の方がいます。自分もその中の一人として、何か提案出来るくらいの力を蓄えていきたいです。
その為にも、現場についてもっと勉強し、分からない事はとことん追及していきたいと思います。
最終的には、職人さんには気持ちよく仕事を進めてもらう事が、お客様に喜んでもらえる事に繋がると思います。そして、少しでも木村建設で家を建てて下さる方が増えて欲しいと思います。