Menu

スタッフ紹介

武野 光伸
設計武野 光伸
⽣年⽉⽇
昭和45年3月2日
⼲⽀
戌年
星座
うお座
⾎液型
AB型
出⾝
奈良県
⼊社年⽉⽇
平成11年
所属部署・役職
設計部次長
資格・特技
一級建築士、一級土木施工管理技士、普通免許
休みの⽇の過ごし⽅
子どもと一緒に祭りやイベントに出かけています。最近は橿原であった「子どもの科学のサイエンスフェスティバル」が面白かったですね。
主なお仕事
住宅の設計と管理です。お客さまと打ち合わせをして、真っ白の紙からイメージを作りあげていき、実際に家という形にする仕事です。

この会社に⼊社した理由は?

子供の頃から絵が好きで中学では美術部に入ってました。
高校時代に親から安藤忠雄氏の建築が載ってる高い本を買ってもらって、建築の道に進むことを決意。

摂南大学の建築学科に進んで建築の勉強をしました。大学時代は建築の勉強のためにヒッチハイクをしながら世界中を旅しました。
英語はまともに話せませんでしたが、アメリカ、カナダ、フランス、スペイン、中国、インド、バリ、シルクロードなどを巡り、いろいろな建築文化を見てきました。

その後、日本で有名建築家の設計事務所へ就職。ゴルフやヨットのクラブハウスの設計などをしました。
徹夜につぐ徹夜で本当に一生懸命働きましたが、クライアントは大手ゼネコン。お客さまの顔が見えないため、仕事はしているけれど建物を作っている喜びを感じられませんでした。

そこで一般建築を手がける設計事務所へ転職した後、28歳の時に木村建設に入社しました。

「この仕事をやってて良かった!」と思ったこと

微笑む武野さん

木村建設の家づくりは4~5ヶ月も打ち合わせを重ねてから建てるため、とにかく時間がかかります。そうして家が完成してお引き渡しが終わった時、お客様から「もうこんなに会えなくなるんですね」と言ってもらえることが、寂しくもあり嬉しくもあります。

その家が「いい家」になるかどうかは、棟上げ(上棟)の時に直感で感じます。

青空の中にきれいな木造の骨組みが浮かび上がった時、「この家を風呂敷に入れて持って帰りたい!」と思うことがあります(笑)それだけ仕事に惚れ込めるのは幸せなことだと思ってます。

あとは・・・そうですね。家が完成した時、住宅が傷つかないように保護していた「養生シート」をめくるんですが、その時わざわざ夜にお客さまにお越しいただくことがあります。

照明に電気を入れた瞬間、出来立ての住宅の姿が浮かび上がります。その時のお客さまの輝くような表情を見るのが大好きなんです。

私の家も、10年前、木村建設で建ててもらいました。
自然素材の家で、お客さまと同じように感動したことを思い出しますね。

逆に⼤変だったことはなんですか?

設計というのは奥が深いです。予算、敷地、近隣という成約がある中、お客さまの希望を少しでも叶えるために常に戦い続ける必要があります。
何度も打ち合わせを重ねるうちに、どうしてもいいアイデアが浮かんでこないこともあります。この時が一番苦しいですね。

そんな時は妥協した図面を提出するのではなく、次回の打ち合わせまで待って頂いて、自分が納得できるまで考え抜きます。そうすると、ある時突然降ってくるんですね。アイデアが。
そうして苦しんだアイデアは、結果的にすごく良い設計になることが多いんです。

でも、住宅の設計はあくまで住むお客さまが優先。
いろんな雑誌の切り抜きや今までの住宅の写真をiPadでご覧いただきながら、お客さまの希望をとにかく聴き出すことを心がけています。

地域で「これだけは誰にも負けたくないこと」は何ですか?

繰り返しになりますが「設計力」です。
そのお客さまにとって一番大切なものは何か?ヒアリングの段階から注意深く聴き出すことで、お客さまが心の底から喜ぶ設計ができます。

建物の外観や間取りなどの「ハード面」から、その家で暮らす生活という「ソフト面」まで含めた上で、お客さまの予算に合わせた最大限の「ほんまもんの家」を造ること。
これに関しては県内どころか日本中どこにも負けたくないと思っています。

ですから、他社さんで設計してみて「理由はわからないけど、なんとなく納得がいかない・・・」という方は、どんどん声をかけてください。

この会社で実現したい夢は何ですか?

微笑む武野さん全身像

何千万円もする家。いくら自信があっても、「ホントにこれでいいのか?」というプレッシャーは、設計時も建築途中も常にあります。
それだけに、引き渡し後にお客さまの笑顔が見られると心底ほっとします。

私の理想は、完成してから数年後にお邪魔した時に、お客さまのセンスや生活様式などで、引き渡しの時より家が良くなっていることです。毎日の生活を楽しんで頂いてる証拠ですから。

家を建てる時の格言として、「2~3回建てないと理想の家にはならない」という言葉があります。私はこの言葉が嫌いです。大切な家。一度で「この家で大満足だ!」と思ってもらえる設計をするのがプロの仕事だと思ってます。

そのためには、会社を大きくせず、一人ひとりのお客さまのために時間をたっぷりと使える住宅会社でありたいと考えています。